テーマは毎年5月に瑞浪市で行われる「こいのぼり祭り」です。
ここでは夢まっしぐらに込められたストーリーを解説していきたいと思います!
そもそもこいのぼりとは・・・?
こいのぼり・・・日本の風習で、江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼり。紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描いたもので、風を受けてたなびくようになっている。
初期の鯉のぼりは真鯉(黒い鯉)だったが、やがて真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の二色となり、さらに青鯉も加わって家族を表すようになった。ただし、過渡的に黒と青だけという組み合わせも見られた。また、真鯉に赤い裸の男の子がしがみついている柄のものがあるが、これは金太郎とみられ金太郎が自分より大きい鯉を捕まえた伝説をもとにしているとみられる。
最近では緑やオレンジ、紫、ピンクといった、より華やかな色の子鯉も普及してきており、所によっては女の子も含め家族全員の分の鯉を上げる家もある。暖色の子鯉の増加はそういった需要に応えてのことのようである。
さおの先に回転球やかご玉、その下に矢車を付け、吹流しを一番上に以下、真鯉、緋鯉、青鯉と大きさの順に並べて揚げるのが一般的。吹流しはもともと五色の「五色吹流し」であったが、のちに彩雲や瑞祥、飛龍、鯉などを描いた「柄物吹流し」も登場した
(wikipediaより引用)
次にテーマである「こいのぼり祭り」について。
毎年5月の大型連休中に瑞浪市民公園で開催され、多くの家族連れで賑わいます。また、会場には100匹を超えるこいのぼりが掲揚されます。このこいのぼりは瑞浪市のご家庭から寄付いただいたものです。
つまり、瑞浪で育った各家庭のお子さんたちの夢や願いがたくさん詰まったものになります。
さて、ここで本題の夢まっしぐらのストーリーについて解説いたします。
本作品は4部構成です。
第1部
ここでは、一つの家庭の真鯉(お父さん)の力強さと子どもたちが遊んでいる(チャンバラごっこや相撲ごっこ)様子や健やかに育つよう想いの込められたこいのぼりが風になびいて泳いでいる様子を表現しています。
第2部
男の子がすくすくと成長し、役目を終えてしまったこいのぼり。みなさんのご家庭でもタンスにしまっているのではないでしょうか?
第3部
各家庭では役目を終えてしまったのですが、次は家庭ではなく、瑞浪の子どもたちの夢と想いを背負って「こいのぼり祭り」という新たな舞台へ!
第4部
そしてフィナーレ!家庭での役目を終えた鯉のぼりたちが「こいのぼり祭り」で集まり、今度は瑞浪のこれからを担う子どもたちみんなの夢を背負って元気に泳いでいます!それぞれが違った環境で育ってきたのですが、決してバラバラではなく、それぞれの個性です。そしてそれぞれが夢を持って、夢に向かって頑張っています。
そんな想いを「夢まっしぐら」に込めています。
MAIYAの演舞を見て、少しでもそんな想いを感じていただけたら嬉しいです。